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家づくりってどんなことが必要なのかな?
どんなふうに建てるのかな?
大きな「買い物」であるだけに、誰しもが何度も経験できるものではありません。
もちろん実際に作業をするのは建築士や大工などプロの技術者たち。
しかし、だからと言ってまかせっきりはいけません。
できあがって、住むのはあなたや、あなたの大切な家族たちなのですから。
ここでは家づくりの基本的な流れを、順を追って紹介いたします。
知らないで損することはあっても、知っていて損をすることはありません!
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敷地調査とは文字どおり、これから家を建てる土地を調べること。
また 面積や形だけでなく、家を建てるために調べなければならない項目たくさんあります。敷地をどのように利用して、どんなプランニングができるのかは、敷地調査の結果
(敷地条件)次第。 つまり、敷地調査は家づくりの出発点ということになります。
敷地の条件によってプランが可能かどうかが左右されます。自分の敷地についてよく知っておくことが肝心です。 |
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敷地調査の主な項目 |
建築予定地 |
登記簿謄本に記載された土地の所在地を確認。 |
地 目 |
宅地、農地といった土地の用途種別
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敷地面
積 |
現地を測量
。登記簿の数字と一致しているかを確認。 |
形・傾斜・高低差
境界線・日当たりなど |
プランニングに必要な敷地の状況をチェック。 |
用途地域 |
どの用途地域に区分されるかによって、建ぺい率や容積率が決まってきます。 |
防火地域 |
建築基準法に基づいて地域ごとに定められており、防火・準防火地域では延焼対策のために構造の種類が限定されます。 |
高さ規制・斜線規制 |
敷地とその周囲の条件によって定められた線からはみ出さないように建てなければならないという規制。規制がある場合はそれに従ってプランニングすることになります。 |
敷地に接する道路 |
私道であったり、計画道路があったり、道路の状況によっては建築不可能な場合も。狭い場合にはセットバックが必要ですし、容積率も変わってきます。 |
建築協定 |
地域の住環境を守るために、その地域で決まっている建築に関する決まり事が建築協定。これがある場合は、その内容に従って建築しなければなりません。 |
計画道路の予定 |
敷地が都市計画道路にかかっていると建築ができません。 |
電気・ガス・水道 |
ガス管、水道管が敷地の前まで埋設されているか、電気が引き込みできる状態かどうか調べます。ガス管がない場合はプロパンガスになり、水道管がない場合は、本管から敷地まで個人負担で配管することに。 |
下水・排水処理 |
下水道が利用できない場合は浄化槽が必要となります。 |
その他 |
国定公園や風致地域など、国や地方自治体がさまざまな地域指定をしている場合があります。それに当てはまらないかどうか確認します。 |
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家作りで、いちばん楽しいのが、「どんな家にするのか」を考える時ではないでしょうか?
家族の希望、敷地調査の結果による条件、そして予算などを踏まえじっくり時間をかけて考えましょう。
ある程度プランが固まって来たら見積りをハウスメーカー、工務店などに依頼します。
もちろん金額の面は大切ですが、どれだけ担当者が話をきちんと聞いてくれるか、不明な点を明確に答えてくれるのか、また廻りの評判なども参考にすると良いでしょう。
資金の面でも良心的に相談してくれる、という部分も大切なポイントです。
一生のうちで、何度もすることのない大きな買い物です。どこで建てるか…慎重に選んでいただきたいと思います。
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ここだ、と納得できた会社と契約を交わします。契約書の内容を確認し、捺印をします。
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建て替えの場合、新築を建てている間に避けられない仮住まい。
一時の引越しとはいえ、ちょっと注意するポイントがあります。
間単なことですが注意しておきたいことをご紹介します。
●できるだけ近いところを捜す
近距離のほうが工事確認も便利です。いつでも気軽に見に行け、
万一のトラブル時にもクイックな対応ができます。
● 生活用品は必要最低限度に絞り込みます。
仮住まいへ持ち込むものと、トランクルームなどの貸倉庫へあずけるもの、
また新居では使わないので捨てるものを、
あらかじめ選別しておきましょう。そのうち…と思っていると、
不要なものをもって引越しをすることになってしまいます。
この機会に見直しをしてみては。 トランクルームなど、
貸倉庫の連絡先を確認 引っ越し運送業者の連絡先を確認 仮住まい期間の季節を考え、
必要のない洋服は貸倉庫へあずけるつもりで選り分けます。
実際、新築に引っ越す時期のことを考えた必需品をピックアップすることがポイントです。
●近所への挨拶
建築工事中は、大型車の出入りや、騒音、ほこり等、なにかと迷惑をかけてしまいます。
近所に建築の報告・ご挨拶をしておきましょう。
また、仮住まいの御近所にも、ご挨拶をしておきましょう。
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「地鎮祭」は工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を清め、
工事中の安全と建築物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。
一般には神式で神主さんが行いますが、仏式・キリスト教式で行っても構いません。
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地鎮祭で用意するものの一例(神式)
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■施主側 |
■施工側 |
1).米 (一合) |
1)笹竹 (4本) |
2.)清酒 (一升) |
2)注連縄 |
3).塩・水 (一合) |
3)砂 (バケツ3杯程度) |
4)魚 (鯛又は鰹節・するめ・昆布等) |
4)スコップ
(又は鎌・鍬・鋤) |
5)野菜 (大根・人参・蓮根・菜物等) |
5)テント・イス |
6)果
物 (季節のもの) |
※敷地内を整地し準備する |
7)紙コップまたは湯のみ(人数分) |
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地域や宗派などによって違いがある場合があります。
儀式を司る司祭さん(神式の場合は神主さん)に詳しく聞くとよいでしょう。
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敷地を測量しなおし、敷地の上に建物の配置とレイアウトを決める目安として縄をはる。これが地縄張りです。
この日、隣地境界線の確認、道路からのアクセスの便宜、隣家との距離などを決めます。
実際に建てられる家のおおもとになる配置や、お隣との関係も影響するものですので、しっかりチェックしましょう。
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地縄張りでは、ここをチェック! |
1.境界杭の位置は問題がありませんか。 |
2.境界杭の位置を、お隣りの地主さんに確認してもらいましたか。 |
3.排水のための傾斜はとれるようになっていますか |
4.上下水道の本管へのルートは決まっていますか |
5.電気・ガス・水道のメーターの位
置は? |
6.建物を建てる位置から隣地の境界まで、50cm以上あいてますか。 |
7.敷地面は道路面より高くなっていますか。 |
8.建物の基準寸法は設計通
りの大きさでしょうか。 |
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地縄張り時の確認に必要な図面
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1.近見取図 |
2.配置図 |
3.平面図 |
4.断面図 |
5.立面図 |
6.給排水衛生設備図 |
7.敷地面は道路面より高くなっていますか。 |
8.建物の基準寸法は設計通
りの大きさでしょうか。 |
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建物はまず基礎がガッチリしておかないと、いくら見えるところを良くしてもダメです。
<1>「根切り(ねぎり)」(土(ど)工事)
基礎を造るために土を掘ります。
<2>捨てコンクリート
掘った穴に石(「割栗石と言う」)を敷きこみ、
「捨てコンクリート」(厚さ5センチほど)を一旦打設します。
<3>鉄筋・型枠工事
次に型枠を建て込み、鉄筋を組み立てます。
<4>コンクリート工事
基礎のコンクリートを打ちます。
一般的にはコンクリートを入れることを「流し込む」と表現をしますが、
業界では「コンクリートを打つ」と言います。ですから
、コンクリートは「打設(だせつ)」すると言います。
<5>型枠のばらし工事
コンクリートが固まったら型枠をはずします。
(型枠をばらす)
<6>土を戻す
基礎工事はいよいよ最終段階。土を戻す工事に入ります。
前に掘った土を使って再び基礎を埋め戻し、敷地を平らにしていきます。
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基礎コンクリートを流し込む前に割栗石を敷き詰めてきつくつき固めます。
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通
風は家の寿命を 大きく左右します。
鉄筋コンクリート造りにより、
耐久性を高くした基礎は地面から計って
40cmの高さを標準仕様としています。
住宅金融公庫の基準では、
地面から計って24cm以上とされていますので
新世代ハウスは1.67倍ととなり、
これらは公的融資の優れた住宅としての
耐久要件をクリア致します。 |
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敷柱が建つと、本格的に形になってくるので、家を建てている実感がでてきます。
建方工事では、柱や壁、そして屋根など、家の基本的な形をつくっていきます。
そして、家の形が見えてきた時、上棟式を行います。
棟上げが終わると、屋根、内外装へと工事が移るので、
この時期には打ち合わせの項目が多くなります。特に仕上げ材や建具、
ガラスなど、具体的な決め事が多くなります 。
★上棟式
家の形が見えて来て一段落し、
さ あ仕上げにはいるぞ、という時にふるまう上棟式。
慣習のひとつですので行わなくても構いませんが、大工さん達とのコミュニケーションをとるための
「気持ち」としてふるまってはいかがでしょうか?
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上棟時では、ここをチェック! |
1.柱は垂直になっているか。正しい位
置に建っているか。 |
2.土台と柱、柱と梁の接合部に隙間はないか。 |
3.トイレ、浴室などの天井の高さ、また玄関を始めとする出入口の高さは充分か。 |
4.斜線制限は守られているか。 |
5.筋違・火打は、寸法通
りか。 |
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屋家の外枠ができあがると、いよいよ内装・外装_設備などのデコレーションです。
実際の使い勝手、見た目に影響する部分です。こまめにチェックを入れましょう。
電気の配線(コンセントの位置)水道の配管など
、実際に使うことを考え適格に注文することが大切です。
●外壁工事 ●内壁・クロス張り ●床 ●電気
●水道 ●ガス ●窓・サイディング |
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施工業者立ち合いのもとで確認を行なう竣工検査。いわゆる施主検査です。実際の生活をするつもりで、じっくり時間をかけすべてをチェックしましょう
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<引越し準備は竣工2週間前から>
●新しく買い揃えるものをリストアップ
●どこに何を置くのか決めておきましょう
●新居の案内通知の準備はこの頃から
●ガス・電気・水道の閉栓と開栓は引越しの2〜3日前
●役所や学校への届出
●近所へのご挨拶
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